モロッコファブリックとは

鮮やかな色とエキゾチックな柄が目を惹くモロッコファブリック。
アトリエではモロッコファブリックを使用した商品をメインに製作していますが、
その豊富な生地の種類や背景をご紹介します。


モロッコではどこの家庭でも、大人数をもてなすためのサロンがあります。
長ソファにクッションを並べて作るモロッコサロンは部屋の大きさに合わせるためオーダーメイド。
そのため、サロン用のインテリア生地店が沢山あるのです。
色、柄ともに日本では見られない華やかでゴージャスな生地が多く、
その魅力は15年以上生地を買い続けてきた今でも全く衰えません。
次から次へと新しい生地が各店舗を彩り、生地の流行を作り出しています。

プリント生地には無い存在感と高級感。
硬さと厚みのあるインテリア生地は迫力満点です。
写真は最近流行のスパンコール付き刺繍生地。アラブの王族のようなサロンができそうです!

・織の種類
** シニェール織 **


モロッコサロンで最もポピュラーな生地がこのタイプ。
リバーシブルが特徴のモロッコシニェール織です。
豊富なデザインの他に、生地の密度にも段階があり、生地の質は糸の密度で決まります。
密度が高く織がしっかりしているほど高価で、アトリエの商品価格にもそれが反映されています。
シバーシブルで表と裏の色が反転しているのも魅力。
裏表どちらも素敵で両方を使うことも、裏側をメインに使うこともあります。
素材はアクリルやポリエステルなどの混紡で、毛糸に金糸などラメ糸が組み合わされていて、
独特のエキゾチックな雰囲気を作り出しています。
** モップラ・起毛生地 **


柄がモコモコ浮き出た高級起毛生地です。手触りもよく生地が重厚で高級感たっぷり。
モロッコでもなかなかこの生地でサロンを仕立てているご家庭に出会いません。
モップラでサロンを仕立てることは奥様達の夢!
そんなモップラのテキスタイルデザインは日々進化しています。
数年前は背景が暗いものが多かったのですが、
近年は背景が白系で柄が一層際立つようになりました。
さらに最近は艶やかな光沢がある起毛素材が多く出ています。
この生地で仕立てたマルチファブリックは当店でも人気商品。
色と柄を吟味して商品化しています。
・柄の種類
大柄と小柄、花柄とストライプ等、同じ色で2種類〜3種類の柄があります。

** 大柄 **

モロッコサロンのクッションに仕立てられる大柄。写真の生地はシェニール織です。
モロッコのクッションサイズは70×55程度。
日本よりも大きく横長のため、日本サイズに裁断すると柄がアシンメトリーに。
アシンメトリーでも素敵なクッションになるため、裁断するごとに柄の面白さに驚かされます。
当店では出来るだけ柄の出かたを選択してご注文できるようにしています。
** 小柄 **

モロッコサロンではソファ部分に仕立てる小柄。
アトリエではポーチ・バッグなど小物製作に使用しています。
こちらも柄の切り取り方で印象が変わるので、商品に適した柄が出るよう一つ一つ裁断します。
生地店では柄が一種類だけ残っては売り物にならないので、
大柄・小柄など柄違いで両方購入しないと販売してもらえないことも。
それでもやはり、同じ色で2種類以上の模様があるというのが、
モロッコファブリックの大きな特徴と魅力です。

*ディスプレイされた大柄と裁断中の小柄*
アトリエフォカリでは素材としてのモロッコ生地販売も行っています。
シニェールやモップラ、様々な織、柄をミックスしたはぎれ生地セットは2014年、生地店開店時より人気商品です。
*只今生地専門店モロッコテキスタイルはコロナ禍による影響で休業し、こちらの雑貨サイト内で販売しております。
>取り扱い生地一覧を見る。