アトリエフォカリtwitter アトリエフォカリ公式facebook アトリエフォカリ・インスタグラム

About the owner

ENDO KAYA

モロッコ在住17年。モロッコファッション&インテリアを独自路線でお届けします。
モロッコ情報ブログ

About us


アラベスク模様

2008年よりマラケシュにアトリエを開きました。
モロッコ雑貨のデザイン工房アトリエフォカリについて。


アラベスク模様


アトリエフォカリは2008年モロッコにて、観光地からは遠いマラケシュのローカルな場所にアトリエを持ちました。

当初は他の仕立屋と同じく、名無しの仕立屋としてお店をスタートしました。
近所のおばさんのジュラバ(コートのように羽織るモロッコ女性に欠かせない上着)を縫ったり、
ジーンズのすそ上げをしたり、、そんな地元の人たち相手の仕事から始めました。
 

子守しながらミシン

2009年、第一子である息子が誕生し、お店の名前を「AtelierFOUKARI」としました。

FOUKARIとはモロッコ人の夫のファミリーネームです。
早くに亡くなり会ったことのない義父が、10歳で単身南部の村からマラケシュにやって来て、
成長した後、戸籍を作る義務が生じた際に自ら選んで付けた氏名がFOUKARIだったそうです。
とても珍しい氏だそうで、FOUKARIの名を継ぐ息子の誕生と合わせ、アトリエの名前にしました。

アトリエのある場所


住宅街の小さな通りにある、小さなお店の連なる「商店街」
アトリエもこの商店街のお店のひとつにあります。

ご近所には美容院、大工、仕立屋、クリーニング屋、文房具屋、食料雑貨屋などなど。
お店を初めて13年、地元の人しかいないローカルな場所で、最初は馴染めるか不安だったのですが、
今では周りの店主達はもちろん、近所に住む奥さん達、子供達とも顔なじみになり、
毎日挨拶を交わしご近所付き合いをしています。
始めた当初は一軒家だったアトリエも、商店街の一斉増築で2014年には3階建てになりました。
当初倉庫のような場所だったお店も、現在ではリヤドのようなモザイクタイルと伝統装飾のアトリエへと変貌しました。



リヤドテイストのアトリエへ
 

また始めた当初は、妊婦ながら工業ミシンを一人踏んでいましたが、
現在は協力隊員時代に教えた教え子を中心に、複数の女性が縫製スタッフとして仕事しています。
モロッコの豊富なインテリア生地を使用したバッグやポーチ、クッションカバーなど、布もの雑貨を中心に制作しています。



アトリエの中

 



アラベスク模様
 

【 profile 】


オーナープロフィール
 

ENDO KAYA

 

学生時代から民族衣装の虜になり、憧れたのはパリやロンドンではなくアジアやアフリカ。
自分の興味を突き詰めていくうちにモロッコで2年間生活し、洋裁を教えるという機会に恵まれました。
モロッコの肩の力を抜いたのんびりとした暮らし、周りに溢れる手仕事、民族衣装、、
活動が終わっても、このままモロッコにいたいと自然に思いました。

モロッコで2人の子供を出産、子育てしながら夫婦でアトリエを運営し、
モロッコの手工芸を取り入れたバッグや雑貨を十数年制作してきました。
コロナ禍の終わり、長男が小学校を卒業したタイミングで日本に拠点を移動。

時と共に変化する世の中の需要を見据え、悩む事も多いですが、
少しずつ形が変わっても、自分ができる事をやっていきたいと思っています。

Top